<   2010年 05月 ( 3 )   > この月の画像一覧
強力な手振れ補正を使うと面白いか
 SonyのDSC-HX5Vは多機能。撮ることが出来る画像の領域が格段に広がることはよくわかりました。
しかし、撮影する上で特に便利に思うことというと、まず強力な手ブレ補正機能でしょう。
c0147468_1057337.jpg

 神戸 新開地  1/8秒で夜の街を撮ると、また表情が変わってくる。撮り手は千鳥足のカメラマンですが(笑) 

c0147468_10595831.jpg

 新長田 イタリア料理店 ペンヴェヌーティ 25ミリ相当の画角。
c0147468_1101046.jpg

 同じ位置から135ミリ相当のレンズでの写真。
ここからさらに元写真を拡大してみるとラベルまでしっかり読めます。これが1/30秒で、気楽に撮った写真。

c0147468_1102918.jpg

 仕事の宴会の帰り道にパチリ。真っ暗な中、1/5秒のシヤッターですが
c0147468_1103873.jpg

 一部拡大しても、それなりに文字が読める。

 個人的にはこの手振れ補正は、フォーサーズのオリンパス一眼レフにも勝るとも劣らない、性能でと感じています。
 ただ、ちょっと問題も。このカメラのプログラムのシフトの係数は、シャッタースピードに無理をさせる考え方に立ってます。強力な手振れ補正に頼るという形です。
 しかし、ほっておいたら平気で1/5秒あたりまで使わせる。感度を上げる方に処理を変えればいいのに。これでは安心して使えないのでは。最低スピードを設定できるのなら良いのに。

 パノラマもいい感じです。クリックするとやや拡大する。
c0147468_10551542.jpg

c0147468_1053729.jpg

元町商店街入口 ワイドバージョンにすると、されに画角が広がる感じです。

c0147468_10532462.jpg

 神戸駅の朝

c0147468_10555096.jpg

 夜の新長田の公園
夜間にスゥイングパノラマしてもそこそこ撮れます。さすがに凄い手振れ補正。

 パノラマを不自然にみせないためには、カメラレンズの回転軸を短くすること。できるだけ顔にカメラを近づけて、スゥイングすることです(笑)。
 この撮影モードは、写真を撮り始めるところと、撮り終わるところとまるで違う角度にカメラを構えることになります。撮る前に周りをよく見ましょう。スゥイングし切ると、そこに怖いお兄さんがいて、「勝手に写真を撮るな」などとならないように(笑)

DSC-HX5Vの細かい機能やソフトウェアについては、ここにまとめました。
 第1回   第2回
[PR]
by kamigatacamera | 2010-05-29 11:33 | Sony DSC-HX5V
違うのは当たり前だよ...しかし..
 神戸まつりのこの日、ちょうど一年前には、新型インフルエンザで大騒ぎになっていましたね。
そんなことを考えながらDSC-HX5Vを持ってブラブラ。いい記録マシンです。
しかし、趣味というか面白さから言うと、便利で情報を整理するのには素晴らしいツールで、これも楽しいのですが、カメラとしてはどうなんでしょう。たまたま今日はもう一つ、お値段うん十倍のセット、Epson R-D1sとライカのエルマリート21ミリasphの組み合わせを一緒に持って行っていました。

 ライカ&エプソンチームが先攻で、後攻がソニーです。私は滅多にしない即物的な比較。

でも、撮るときには比較しようと思って撮ったのではないのです。エプソンで撮っておいて、位置情報の忘備録としてソニーで撮影したのがこの組み合わせ。
 でも急遽比較してみたくなったので、そのため似せるようにソニーはトリミングしていますし、ある程度DSC-HX5V側からエプソン側に似せるためにレタッチもしてみましたけど....
 レンズの使用点距離からして少し違うからねえ。

c0147468_22123056.jpg
c0147468_22123763.jpg

 新長田下町の商店街。DSC-HX5Vはコントラストが強いのでレタッチで緩和。

c0147468_22124772.jpg
c0147468_22125640.jpg

 同じく長田の六軒道での撮影。DSC-HX5Vはトリミング。

c0147468_2213394.jpg
c0147468_22131743.jpg

 庄田町でちょっと撮ってみました。

 それぞれなんでもないモチーフなんですけど、いいレンズで撮ると空気が妖しく撮れるように思えます。
でも、言いたいのはこれから....ようは撮りたいものが何なのかということ。ライカ&エプソンが素晴らしいといえば、素晴らしいのだけど、何を撮りたいかが違うのです。こういうものを撮りたい...下町の香り、街の何か不思議なものを拾ってくるレンズの力、これは確かにあるのはライカですけど、さらっと客観的に仕上げるソニーも私には必要なのです。

 どちらも描写というのが私の感覚。描写法、手法を選ぶ選択肢という感じ。それがご理解いただけなくて、一方的に文学的な評価をされる人が優劣つけたがるのは、私とは行き方が違う。その違いがわからない人が多いのがなんとも嫌になるのですけどね。
[PR]
by kamigatacamera | 2010-05-16 22:24 | Sony DSC-HX5V
新しいコンデジは原点からして違う Sony DSC-HX5V
 最近、メモカメラとしてSony DSC-HX5Vを入手しました。
 発売前からAGPSという高速なGPS機能、それにカメラ方向が記録できるコンパス機能がカメラ本体に内蔵されているの点に注目していました。
 その後、このカメラのフルハイビジョン動画の撮影機能が高いことが評判を呼んで、売れに売れていること、それで入手難となっていることを知りました。
 私は動画はあまり興味がありませんので、これは意外な展開でしたが、それをきっかけに色々と調べてみるとコンセプトが革新的なカメラであることを知りました。興味津々、店頭で安売りしているのをみつけてゲットしてしまいました。
 
c0147468_1205981.jpg


 上下をトリミングしています。広角の端は25㎜相当ですが、結構良く補正されています。
高感度でもそんなに気にノイズが気にならないのも悪くありません。当然、その分だけのっぺりとしてきますが。
全体としてやや人工的な絵づくりくささを感じさせ、銀塩中心だった頃の私なら抵抗感があったかもしれませんが、これはこれで新しい絵作りと受け入れてみると、こういうカメラを持っていても悪くないように感じます。
考えてみれば、銀塩フィルムも1つの化学反応に依っているに過ぎません。精緻な歴史の積み重ねは素晴らしい文化ですが、「眼に見える絵は?」という原点から考え直すと、人間の眼は脳のサポートで色々な絵を見ているはずです。新たなチャレンジの世界も許されるのと思います。
 
c0147468_954555.jpg

 
 カメラはホールドするのに少しのっぺりしています。その分だけポケットから出すのはスムース。機体が軽いのもありがたいです。
液晶は安っぽい感じがしますが、カメラ撮影にあたって表示を明るめにしておけば、実用上はそんなに問題はありません。
撮った結果は、パソコン上で見るとカメラ液晶で見るよりもかなり良い感じです。

c0147468_9541352.jpg

 このカメラのHDR機能は一般撮影のフォローアップという効き方です。鉄人28号の陰のディテールがつぶれずに良く出ます。
 人間の眼なら、こうも見えますが、銀塩のカメラではこういう描写にはなりません。

c0147468_9542136.jpg

 HDR機能を利用するとちょっとシュールに写る被写体も。

c0147468_9543192.jpg

 露出は私の好みよりも少し明るめ。したがって出た目よりも-0.3EV補正しています。

c0147468_9544059.jpg

c0147468_9545096.jpg

 階調はやさしめでしょうか。個人的にはレタッチソフトを使っていじる方が楽しい気がします。
絵作りはそれだけ淡泊ということかもしれません。

c0147468_100664.jpg

 「西神戸牡丹園」の炒飯
c0147468_1001675.jpg

 「みなとや」の醤油ラーメン

 シーンモードで、料理を撮影。ホワイトバランスはレタッチソフトで触っています。
この手の皿写真は、広角レンズの方が有利と思っています。補正も一定量かける25㎜の画角は悪くない気がします。

c0147468_955588.jpg

  高速神戸鉄道線 新開地駅
c0147468_9551418.jpg

  神鉄 鈴蘭台駅前

 このてのパノラマ機能としては、DSC-HX5Vのスイングパノラマは破綻がない感じです。高速連写機能と強力手振れ補正に支えられた機能ですが、何よりも手軽な点がお奨めです。欲を言えばパソコンやプロジェクターで拡大したときにもう少し解像感があるとさらにいいのですが。

 DSC-HX5Vというカメラの印象....一般的にはレンズやボディの良さがカメラの味ですが、このカメラの究極の機能至上主義もデジカメならありかもしれないと思ってしまうだけの「便利さ」の魅力があります。
パノラマも、HDRも夜間ブレ補正も、動画も、単に「できる」だけでなく、「簡単にできる」ということがミソではないでしょうか。
[PR]
by kamigatacamera | 2010-05-02 10:41 | Sony DSC-HX5V