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Epson R-D1sとBiogon21mm f4.5
 先日、Epson R-D1sを入手しました。いつも親しくしている写真倶楽部のメンバーとの忘年会で盛りあがったことが一つ、そろそろこのカメラ、製造中止の兆候があることに加えて不景気でいかにも今後の発展は危なそう...との感覚になったからです。Pentax K200D を買って単焦点レンズにはまったこともあります。

 入手して情報集めをしたときに読んでいてときめくブログを見つけました
 素晴らしいヨーロッパの写真も魅力ですが、Biogon21mm f4.5をEpson R-D1sにつけて楽しんでおられるパリにお住まいの方の情報。とても気になりました。
 まさかあの対称型の21㎜の尻尾の長いレンズがつくのか?と半信半疑。スーパーアンギュロンの21㎜や私の防湿庫に眠っているMエルマリート28㎜の初期型などは取り付け不能とメーカーさんが言っているのに。

 手元には山工作所のLライカ-RFコンタックスのマウントアダプタと、友人のKahnさんが以前に加工してくれた、RFコンタックスのレンズ群が。Biogon21mm f4.5もその中に。
 おかげで手元のライカM型では露出計はうまく整合しないものの、ちゃんと距離計に連動して写真が撮れています。

 では、パリからの情報を試してみましょう。
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 出かけたのはハーバーランドです。この麒麟の彫刻、気に入っていてよくモデルに使います。
ピントはばっちりです。
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 ハーバーランド高浜岸壁よりの観覧車。純正のエプソンのソフトでは色合いがうまくいかないときがありますが、SilkyPixの最近出たProタイプはレンズの周辺減光にも対応していて色合いは好みです。減光は描写の個性のように感じてあまり補正しないのですが。今お試し版ですが、バージョンアップするとするか.....
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Epson R-D1s&Biogon21mm f4.5


 問題は露出ですね。考えてみれば、長い尻尾のあるレンズ。それに後先端にはコロのようなひれがついています。これが問題かもしれません。
 うまくいくときにはうまくいくのですが、そうでないときには極端に過剰露出(露出計では出た目が露出が少なめに出るのでしょう)になります。パリのブログの作者さんに教えを請うたのですが、特に工夫されていることはないようです。
 しかし、当たり前の対応なのに私がまるで失念していたことを教えていただきました。
デジカメだから、液晶で撮った結果を見て、補正し直したらよい―― そうですね。瞬間スナップに使わなければこれでよいと思います。なぜこんな簡単なことに気がつかなかったのでしょう。
撮る心が完全に銀塩モードにになっていたからでしょうか。
これが32㎜相当。ペンタックスのDAレンズと同じ焦点距離。スナップの時にはもう一つの21㎜Mマウント、エルマリートの非球面があるのでいいかと。

 あと課題は、外付けファインダーをつけるとして、28㎜をつけるか35㎜をつけるかです。
どちらもライカの古いのがあるのですが......
by kamigatacamera | 2008-12-28 15:13 | Epson R-D1s
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